イベントでのファシリテーションの様子

環境問題への関心からアースデイ東京へ足を運び、グリーンピースでのインターンを決意したT・Yさんによるインタビュー記事です。
前例のない「カーボンゼローカル大賞」の立ち上げ、日々の多様な業務、オンライン環境でのチームビルディングなど、現場の内側で駆け抜けた日々の気づきとこれからの決意を、本人の言葉でありのままに綴ってもらいました。

インターン応募のきっかけ

もともと地球温暖化などの環境問題に関心があり、地球を思い活動する人々に興味を抱いたことから2025年4月「アースデイ東京」に参加しました。そこで「温暖化で桜が見られなくなる!?」というキャッチーなフレーズに目を引かれブースを訪れたところ、科学的根拠に基づいたアプローチや、行政をも変える「システムチェンジ」を戦略的に目指しているという団体=グリーンピースの活動を知り、共感してインターンへの応募を決意しました。

アースデイ東京のグリーンピース・ジャパン ブースでの様子 2026年4月 ©Greenpeace

活動内容や担当業務

ゼロエミチームのインターンとしてメインで担当したのは、プロジェクトのイベント運営・推進、それに並行してSNS業務や分析による改善案の提案などでした。

2025年10月に第1回目の開催となった「市民が選ぶ!カーボンゼロ・ローカル大賞」(地域の脱炭素化と住民の健康・快適・安心のための施策を行っている自治体の施策を表彰する制度)のプロジェクト推進は、初めての開催ということもあり、準備段階で認知度の低さ、応募数が少ないという課題に直面しましたが、その対応策として、自ら世の中の具体的な脱炭素施策をリサーチして候補をリストアップしたり、審査員の方々とコミュニケーションを取りながら選定を進めました。

最終的には、表彰式の準備や運営まで一気に通貫できました。また、イベント終了後は関係者のアフターフォローを行うとともに、第1回目の反省点を活かしながら、次年度に向けた通年でのプロジェクト管理体制の構築に取り組みました。

その他にも、外部との定例会議における戦略的な議題(アジェンダ)の設計、様々なイベントのファシリテーション、SNS運用、そしてメルマガ、ヤフコメ、Slack参加者のアンケートなどの分析業務など、幅広く挑戦させていただきました。

成長したと思うこと/楽しかったこと/大変だったこと

楽しかったこと

2025年12月に開催されたオフラインのイベント「いまココ会議 2025」でファシリテーターを務めたことです。普段は定例会議でしか会えないチームのメンバーや同じチームのインターン生たちとも深くコミュニケーションが取れ、みんなで協力して作り上げる組織の一体感を楽しめました。

また、イベント参加者のほとんどが大人でしたが、登壇者の方々とも意思疎通を取りながらイベント全体を運営することができ、その後の交流会の仕切りまでをやり遂げた経験は、とても刺激的になりました!

大変だったこと

第1回目「市民が選ぶ!カーボンゼロ・ローカル対象」アワード準備は、前例がない中でイレギュラーが多発し、自分自身も本当に経験が浅い中で手探りで進めることとなり、非常に苦労しました。

また、定例会議の議題設計でも、「どうすれば議論がうまくいくか」「どんな問題が発生しそうか」を先回りして想像しながら課題を見つけ、議論をタスクに落とし込んでいく難しさを痛感しました。

成長したと思うこと

未経験の業務に対しても、まずは「やります」と積極的に手を挙げるマインドセットが身についたことです!

最初は根拠のない自信からのスタートでしたが、思い切って打席に立ち、周囲の手厚いサポートに支えられながら泥臭くやり切ることで、一段上の自分へと成長するきっかけを掴めました。

全体を通しての感想など

グリーンピース・ジャパンは、自分がうまくいかない時に優しく声をかけてくれるような、人の温かみとお互いを補完し合うカルチャーがある組織だと思います。所属チームのインターン業務は、オンライン中心で普段は直に会えない環境でしたが、だからこそ、基本的な挨拶やつながりを密に取るチームビルディングの重要性を深く理解できましたし、自分自身もチャレンジャーとして多くのことに挑戦できました。

また、インターンを通じて「市民や自治体が持つ力の大きさ」を肌で知ることができたのは大きな収穫でした。市民の行動を促す様々なアプローチを考え実行する現場を内側から経験できたことは、一生モノの財産です!

この体験をどんなふうに活かしたいか?

普通に”ひとりの市民として”生活していると、「社会の仕組み(システム)を変える」という大きな目線を持つことは滅多にありません。しかし今後は、このインターンで得た広い視野を常に持って生活し、環境問題を捉えていきたいと考えています。

また、将来どのようなチームで活動することになっても、グリーンピースで学んだ「お互いをリスペクトし、密にコミュニケーションを取るチームビルディング」を実践していきます。そして、その温かいカルチャーがあるからこそ生まれる参加者との密な関係性を大切にし、丁寧に参加者の意見に耳を傾けながら、一市民を巻き込んでいく地道な活動の経験を、今後の人生に活かしていきたいです。

写真:本人提供

編集後記(採用担当より)

インターン期間中、T・Yさんは団体としても初の開催となる「市民が選ぶ!カーボンゼローカル大賞」のプロジェクト立ち上げに関わり、直面した課題に対しても積極的にリサーチを重ねるとともに、多くの関係者を巻き込みながら見事にやり遂げました。

ゼロエミチームのラインマネージャー:K・SさんからもT・Yさんの貢献なしにプロジェクトは完成できなかったと深い感謝の言葉をいただきました。

グリーンピース・ジャパンのインターン体験は、オンライン中心となりますが、限られた環境の中でも自主的に行動し、学ぶ姿勢はチーム全体にとても良い刺激を与えてくれたと聞いています。

「システムチェンジ」という広い視野を持ちながら、目の前の一人ひとりの声に耳を傾ける地道な対話を大切にする。このインターン体験を通じて培った経験が、T・Yさんの今後の人生における良き基盤となり、ますますご活躍されることを、スタッフ一同心から応援しています!