記事の投稿-森林問題
森林問題に関する投稿は、以下の一覧からご覧いただけます。
33件の投稿
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森林破壊フレーバーのオレオはお好き?
なめらかなバニラクリームがサクッとしたチョコレートのクッキーにサンドされたお菓子といえば、みんなあのクッキーの…
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#WingsOfParadise 楽園の翼が熱帯雨林の破壊にスポットライトを当てる
ずっと長い間、インドネシアの森の物語には、燃える熱帯雨林や消えゆく動物、移住を余儀なくされる先住民族の人々など…
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やんばるの森の世界自然遺産登録を喜べない理由
沖縄北部の森「やんばる」の森が、世界自然遺産の候補になっています。もし登録されれば、知床、白神山地、屋久島、小…
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東京オリンピックが、マレーシアの熱帯林を破壊する?
東京オリンピック・パラリンピック大会は、日本の環境に対するスタンダードを高め、その素晴らしい遺産をいわゆるレガ…
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太古の森をまもるメッセージの行方。
カナダ北方に広がる生態系豊かな太古の森。絶滅の危機に瀕している動物たちが暮らしているこの森をまもるために立ち上…
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カナダ北方の森をまもる16の(かわいい)理由
カナダ北方の森には、美しい景色が広がり、壮大な野生動物が生息しています。しかし、巨大伐採企業のレゾリュート社は、森林をまもるために立ちあがった人々を脅し、声を押さえつけようとしています。グリーンピースがサステナブルな森林利用に切り替えるように働きかけると、レゾリュート社は、グリーンピース・アメリカ、グリーンピース・カナダ、グリーンピース・インターナショナルを総額3億ドルを要求する裁判を起こしました。 古くから森と共に生きてきた先住民のコミュニティ。気候変動を加速させ得る、森に蓄えられた膨大な炭素。そして希少な、絶滅の危機に瀕する生きものたち。この森を保護するには、無数の理由が挙げられます。このブログでは、カナダ北方の森をまもる数ある理由の中でも、特に知ってもらいたい16の動物たちをご紹介します。1.ウッドランドカリブーウッドランドカリブは、森林伐採による生息地の喪失や、道路の建設、鉱業などの産業の影響を受けて、絶滅のおそれに瀕しています。2.ノドアカハチドリルビー色のノドをもつハチドリは、毎秒50回以上羽ばたくことができます。こんな小さな体なのに、彼らは毎年中米からカナダの森林へ旅をしています。3.アカギツネ夜行性のハンター、アカギツネ。鋭い感覚を持ち、地下にいるときにも小さな哺乳類の鳴き声を聞くことができます。繁殖期には地下に巣をつくります。それ以外の時期には、密集した植生の中で暮らします。4.オオカバマダラオオカバマダラは毎時20キロから40キロの間で飛行することができます。暖かい空気の上昇気流を利用して空気中で飛び上がり、ゆっくりと滑り降ります。絶滅の危機に瀕しているこの種は、除草剤や人間の活動による悪影響を受けています。5.アメリカフクロウ40センチの大きさを持つこの鳥は、その特徴的な鳴き声で知られています。キツツキによって作られた穴など、木のくぼみや空洞の中で暮らします。6.アメリカンマツテンこのイタチ科の動物は、ほとんどの時間を地上で過ごしますが、木登りにも泳ぎにもたけています。冬には、雪、草木、昆虫、果物などの食べものを探して、雪のトンネルを掘ります。7.ハゲタカこの鳥はアメリカの象徴ですが、繁殖地の多くがカナダで発見されています。 8.ブラックベアブラックベアは人間よりも視力と聴力が優れています。彼らは、他のクマとのコミュニケーションの方法として、歯と爪で木をマークすることが知られています。 9.トウブシマリスシマリスの特技は木登りですが、地下に巣も掘ります。シマリスの英語名”Chipmunk”は、北アメリカの先住民族アニシナアベ族の言葉”ajidamoo”に由来しています。「真っ逆さまに木を降りるもの」という意味です。10.ウッドバイソンバイソンの仲間のウッドバイソンは、平野のバイソンよりも大きく、サスカチェワン西部の北方林に見られます。彼らの多くは、狩猟や生息地の喪失によって死亡してしまいましたが、現在は若干回復しています。1988年に「絶滅危惧種」から「絶滅の恐れのある種」に変わりました。ムースより重く、北米最大の陸上哺乳類です。11.カナダガチョウ大声で叫ぶこのガチョウは、植物を食べますが、時々小さな水中生物や甲殻類を食べます。彼らは、選んだパートナーと生涯と共にします。12.ピューマこのネコ科の大きな夜行性の動物は、鹿、アライグマ、ヤマアラシ、キツネ、ネズミ、その他の小さな哺乳類や鳥類をエサにします。彼らは葉や小枝の下にとらえた獲物を隠し、後でエサを与えるために戻って来ます。 13.キマユアメリカムシクイこの小さな鳥は、毛虫や昆虫などのエサを樹木の上で探します。ヒナが巣立つと、アメリカコガラ、ゴジュウカラ、キクイタダキの群れと一緒になって、北部の森林から中南米に移動します。しかし中南米の生息地も失われはじめています。 14.ビーバー川とダムを作る彼らは、人間に次ぐ第2の景観デザイナー。ダムはビーバーにとって理想的な生息地を作り出すだけでなく、生態系全体を支える湿地をも作り出しています。15.ヘラジカこの草食動物は、夏の間は草を食べ、森林地帯に移動して枝や樹皮、ドングリなどを食べます。このシカの仲間は、通常、オスとメスに分かれて10~20匹の群れで暮らしていますが、移動する春には、オス・メスの群れが一緒になって数千もの大きな群れになります。 16.グリズリーカナダのブリティッシュ・コロンビアで、2匹のグリズリーが遊んでいます。 北部の森とそこで暮らす生きものたちをまもるために、私たちの声はとても大切です。レゾリュート社が、カナダの北方林で破壊的な伐採を続けるのを、私たちの声で止めなければいけません。私たちは何十年もの間、森のために活動を続けたいと思っています。でも、そのために今あなたの声が必要です。多額のお金を要求する裁判を起こしたレゾリュート社に立ち向かうため、署名に参加してください。今すぐ署名する> グリーンピースは、政府や企業からお金をもらっていません。独立した立場だからこそできる活動で、私たちの知らないところで進む環境破壊や生態系への影響を明らかにしています。寄付という形でも一緒にグリーンピースを応援していただけませんか?寄付する こちらもおすすめ…