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行政や漁業者によるクロマグロ資源管理を後押しする力

ブログ花岡和佳男(海洋生態系担当) | 2014-01-10

こんにちは、海洋生態系の花岡和佳男です。 年の始まりから、太平洋クロマグロに関する、動きのあるニュースです。 太平洋クロマグロが危ない! 日本食の代表である寿司の主役とされ、築地市場での初セリの様子も広く報道された太平洋クロマグロ。総漁獲量の約95%が一度も海で卵を生んだことのない未成魚で、産卵直前のマグロも一部の企業により無規制なまま一網打尽にされているのですから、海にクロマグロが残らず、既に未開発時の4%以下にまで減少したとされてい...

年末のご挨拶にかえて

ブログ| 事務局長 佐藤潤一 | 2013-12-26

2013年もグリーンピース・ジャパンは多くの皆さまとともに重大な環境問題にとりくみ、解決のために前進することができました。 ■原発ゼロ、原発メーカーの責任を追及、放射線調査 2013年9月13日、1年2か月ぶりに稼働原発ゼロの日本となりました。そして、このまま原発ゼロの年末・年始を迎えることができそうです。これは、多くの市民、NGOらが協力して、原発に反対という世論を維持することができた結果です。 2月から募集を開始した「原発にもメーカ...

【緊急】沖縄県知事に辺野古埋め立て承認しないようにメッセージを!

ブログ|沖縄 辺野古 | 2013-12-16

こんにちは。 沖縄の貴重な海が米軍基地建設のために埋め立てられようとしているのを知っていますか? そして、2週間以内に埋め立てが承認されてしまうかもしれないのです。 問題となっているのは、沖縄県名護市辺野古の海域。   大きな地図で見る エメラルドグリーンの海が広がるこの海域には、世界で一番北に生息する「北限のジュゴン」が生息しています。絶滅の危機に瀕しているジュゴンだけでなく、この海域に残る貴重な生態系が、基地建設に...

西友が3位、ユニーが4位に後退。「お魚スーパーマーケットランキング3」

ブログ花岡和佳男(海洋生態系担当) | 2013-12-13

こんにちは。海洋生態系を担当しています、花岡和佳男です。 12月9日、国内スーパーマーケット大手5社(イオン、イトーヨーカドー、ユニー、ダイエー、西友)の魚介類商品の調達や、情報公開等に対する取り組みを調査・評価して「 お魚スーパーマーケットランキング3 」を発表しました。持続可能性や安全性の観点から継続的に調査・評価をしてきたこのランキングは今回で3回目となりますが、前回2位だった西友が今回3位、前回同率3位だったユニーが今回4位と、今回其々一つずつ順位...

常勝イオン、2ポイント差で2位に。「お魚スーパーマーケットランキング3」

ブログ花岡和佳男(海洋生態系担当) | 2013-12-12

こんにちは。海洋生態系を担当しています、花岡和佳男です。 12月9日、国内スーパーマーケット大手5社(イオン、イトーヨーカドー、ユニー、ダイエー、西友)の魚介類商品の調達や、情報公開等に対する取り組みを調査・評価して「 お魚スーパーマーケットランキング3 」を発表しました。持続可能性や安全性の観点から継続的に調査・評価をしてきたこのランキングは今回で3回目となりますが、 第1回 、 第2回 で共に第1位だったイオンが、 今回ついにその座をイトーヨーカドーに明け...

イトーヨーカドーが大躍進で第1位!「お魚スーパーマーケットランキング3」

ブログ花岡和佳男(海洋生態系担当) | 2013-12-10

こんにちは。海洋生態系を担当しています花岡和佳男です。 12月9日、国内スーパーマーケット大手5社(イオン、イトーヨーカドー、ユニー、ダイエー、西友)の魚介類商品の調達や、情報公開等に対する取り組みを調査・評価して「 お魚スーパーマーケットランキング3 」を発表しました。持続可能性や安全性の観点から継続的に調査・評価をしてきたこのランキングは今回で3回目となりますが、前回最下位だったイトーヨーカドーが大躍進を見せ、今回は第1位となりました! ...

「お魚スーパーマーケットランキング vol.3」本日発表!

ブログ海洋生態系担当 田中 | 2013-12-09

こんにちは、海洋生態系担当の田中です。 2013年2月に発表した「お魚・スーパーマーケットランキング vol.2」に引き続き、2013年12月「お魚・スーパーマーケットランキング vol.3」を発表しました。 前回のランキングで最下位だったイトーヨーカドーが大躍進の1位、前回3位だったダイエーが順位を落として最下位という結果になりました。 今回の調査は、2013年10月10日から11月26日にかけて大手スーパーマーケット5社(イオン、イトーヨーカドー、西友...

【お魚セミナー告知】@松戸、調布、磐田

ブログ宮地 大祐(ボランティア担当) | 2013-10-22

みなさん、こんにちは。 ボランティア担当の宮地です。 魚介類の放射能汚染、乱獲や違法漁業など海の環境問題を考えるセミナーが、千葉県松戸市(10/27)、東京都調布市(11/3)、静岡県磐田市(11/4)で開催されます。 福島原発事故から2年半以上が経った今も、汚染水の流出が後を絶たず、いまだに深刻な状況が続いています。 グリーンピースは福島原発事故以降、定期的に地元の漁師さんや漁業関係者の協力を得ながら東北沿岸の魚介類・海藻類の放射能調査の実...

ベクレルフリー&サステナビリティを追求するスーパーマーケット

ブログ花岡和佳男(海洋生態系担当) | 2013-10-18

こんにちは、海洋生態系担当の花岡和佳男です。 お魚好きの皆さん、またもや朗報です! 見つけましたよ、「ベクレルフリー」&「サステナブル」なシーフードの販売に力を入れ、店頭でお客さんとのコミュニケーションを大切にするスーパーマーケット!! 東京・世田谷区の桜新町で今年1月にオープンしたばかりの、「ナチュラルフーズ・マーケット ここはな 」というスーパーで、近所のママさんを中心に「あそこなら大丈夫」「安心して買い物できる」と大人気なのだとか。魚介類流通関係者の...

「消費者の声」スーパーマーケットに届けました!

ブログ花岡和佳男(海洋生態系担当) | 2013-10-17

こんにちは、海洋生態系担当の花岡和佳男です。 これまでグリーンピースのウェブページ上等で展開してきた署名「一週間、魚食べずに過ごせる? ――未来に魚を残すため、放射能汚染、乱獲、違法漁業の魚を売らないで――」にご参加いただいた皆様、有難うございました。お預かりしていた「消費者の声」を冊子にしてまとめ、10月15日から17日にかけて、対象スーパーマーケット5社(イオン、西友、ダイエー、ユニー、イトーヨーカドー)の本社を訪れ担当者に手渡しし、また全国にある多くのス...

国内スーパーマーケット大手、相次いで調達方針を改善② -ダイエー、ユニーがヨーロッパウナギの取り扱い中止を発表-

ブログ海洋生態系担当 田中 | 2013-10-15

こんにちは、海洋生態系担当の田中です。 先週は、消費者の声が届いて 西友の調達方針が強化されたこと をご報告しました。 良いニュースはそれだけではありません!ユニーとダイエーが、ヨーロッパウナギの取り扱いを中止する決定をしたことが、公表されました。     ヨーロッパウナギって食べられなくなるの? ヨーロッパウナギはニホンウナギに次いで日本で最も消費されているウナギですが、国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストで絶滅...

国内スーパーマーケット大手、相次いで調達方針を改善①-西友が魚介類の調達方針強化を約束-

ブログ海洋生態系担当 田中 | 2013-10-11

こんにちは、海洋生態系担当の田中です。 お魚好きに一歩前進のいいニュース! 西友がこの度、販売する魚介類調達方針やトレーサビリティ体制の強化を約束しました!これからは、確実に原料魚の種の特定ができて、流通経路を追跡できる魚介類を原料とした商品のみを取り扱うということです。 これは、グリーンピースがトレーサビリティの確認をするために8月から9月にかけて実施した二度のアンケート調査と第三者機関によるDNA検査により、西友が一時期店舗で販売してい...

東電、故意に汚染水放出 規制庁はいったい何を規制?

ブログ鈴木かずえ | 2013-10-04

こんにちは。核・エネルギー担当の鈴木かずえです。   10月2日(水)、フクロウの会、美浜の会などが呼びかけ、NGO共催(注)で「福島原発の汚染水対策について院内集会・署名提出と政府交渉」を行いました。 省庁との質疑応答は、流出事故の現状認識から、意図的放出についての確認、今後の対策まで多岐に渡りましたが、このブログでは、グリーンピースが注目している次の2点について報告します。 ・東電が9月16日に汚染水タンクの堰内のたまり水を雨水として放出し...

再稼働とめよう--伊方・玄海・柏崎刈羽・浜岡 原発現地からの声

ブログ鈴木かずえ | 2013-10-04

こんにちは。核・エネルギー担当の鈴木かずえです。 10月2日(水)、フクロウの会、美浜の会などの呼びかけでNGO共催(注)で「福島原発の汚染水対策について院内集会・署名提出と政府交渉」を行いました。 集会には、伊方・玄海・柏崎刈羽・浜岡それぞれの原発をとめるために活動している方々やサーファー団体、元双葉町長など参加してくださいました。このブログでは、ゲストの方々のスピーチをまとめました。   伊方原発(愛媛県) 大野恭子さん ...

国際署名始まっています→再稼働より汚染水へ集中して取り組みを

ブログ鈴木かずえ | 2013-09-19

こんにちは。核・エネルギー担当の鈴木かずえです。 東電福島原発の汚染水流出事故・緊急国際署名が始まっています。 (C)Masaya Noda 東電福島原発事故による海洋汚染が深刻な状況です。 タンクからの高濃度汚染水が漏れています。緊急な対策が迫られています。 それなのに、政府は、多くの人員を原発の再稼働のために割き、審査を急いでいます。 安倍首相は「状況はコントロールできている」「影響は港湾内で完全にブロックされている」など...

フィリピンよりマグロ・レポート②

ブログ海洋生態系担当 田中 | 2013-09-15

こんにちは、海洋生態系担当の田中です。引き続きフィリピンからレポートします。 フィリピン最大のマグロ基地であるジェネラル・サントスの市場は、手釣りによるキハダマグロの成魚を扱うエリアと、まき網によるカツオやマグロ類の幼魚を扱うエリアとに分かれています。成魚のキハダマグロは、手釣り漁法によって一匹ずつ獲られます。母船の上に10隻ほどの一人乗り小型漁船が積まれ、漁場につくと海に放たれた小型漁船が手釣り糸を垂らしマグロを獲り母船に運ぶという、一見シンプルなオペレーション...

フィリピンよりマグロ・レポート①

ブログ海洋生態系担当 田中 | 2013-09-14

こんにちは、海洋生態系担当の田中です。 先々週は東京・三田で開催されたWCPFCの熱帯マグロ(メバチマグロ、キハダマグロ等)のワーキング・グループ、先週は福岡で開催されたWCPFC北小委員会(クロマグロ等)に相次いで参加し、週末から今週にかけてはフィリピンに来ています。 WCPFCの海域ではFADsと呼ばれる人口集魚装置を使って魚を集めてまき網で囲み獲る漁法が、サメやウミガメなどを混獲してしまうことや幼魚まで一網打尽にしてしまうことから、大きな問題と...

太平洋クロマグロ、次の世代に残せるの?

ブログ花岡和佳男(海洋生態系担当) | 2013-09-05

こんにちは、海洋生態系担当の花岡和佳男です。 福岡で行われていた「中西部太平洋まぐろ類委員会(WCPFC)第9回北小委員会(NC9)」が、さきほど閉幕しました。 北太平洋まぐろ類国際科学委員会(ISC)が示すように、太平洋クロマグロの資源量は乱獲により過去最低レベルにまで落ち、未開発時の4%程度にまで減少しています。 更に同種の資源は親魚量も加入量も双方が減少している恐れがあると報告されており、今後も資源量が一層落ち込む可能性が高い状態にあります。...

太平洋クロマグロ、世界で獲られる80%を漁獲・消費する国は?

ブログ花岡和佳男(海洋生態系担当) | 2013-09-04

こんにちは、海洋生態系担当の花岡和佳男です。現在福岡で行われている「中西部太平洋まぐろ類委員会(WCPFC)第9回北小委員会(NC9)」も今日で3日目、いよいよ大詰めです。明日最終日は書類上での加盟国政府による合意がされる日ですので、今日はその内容を詰めるヘビーな一日。 NCはビンナガやメカジキについても話し合われますが、今日も依然として議題の中心は太平洋クロマグロ。今年こそ超えたいと多くの参加者が共有する最低限ラインを今年もなかなか超えられない議論が続き、私...

太平洋クロマグロ、日本で獲られる90%以上が幼魚ってホント?

ブログ花岡和佳男 | 2013-09-04

こんにちは、海洋生態系担当の花岡和佳男です。今日は福岡で行われている「中西部太平洋まぐろ類委員会(WCPFC)第9回北小委員会(NC9)」の2日目。初日は各政府や機関からのプレゼンテーションが主体でしたが、今日から議論が少しずつヒートアップ。休憩時間などに開かれるサイドミーティングも活発になってきています。 昨日のブログ では太平洋クロマグロはもう約4%しか海に残されていないことを紹介しましたが、いま私が福岡で参加しているWCPFC-NC9でも、加盟国政府代表...

太平洋クロマグロ、96%が海から姿を消したその理由は?

ブログ花岡和佳男 | 2013-09-02

こんにちは。海洋生態系担当の花岡和佳男です。 夏は丑の日もありウナギの枯渇が話題となりましたが、次はとうとうマグロです。特に、日本食を代表する寿司の主役とされる太平洋クロマグロが、続いてきた乱暴な漁獲・流通・消費により、いま海から姿を消しつつあります。 太平洋クロマグロやその漁業、そしてお寿司やお刺身を次世代に残せるか…。本日2013年9月2日から5日まで、太平洋クロマグロ等の保護・管理について話し合う中西部太平洋まぐろ類委員会(WCPFC)第9回北小委...

ウナギ資源の持続性確保のため、調達方針の策定とトレーサビリティ強化を求める要請書を提出しました

ブログ海洋生態系担当 田中 | 2013-08-30

こんにちは、海洋生態系担当の田中です。 8月30日に、グリーンピース・ジャパンは国内大手スーパーマーケット5社(イオン、西友、ダイエー、ユニー、イトーヨーカドー)と、対象5社が加盟する日本チェーンストア協会へ「ウナギ資源の持続性確保のため、調達方針の策定とトレーサビリティ強化を求める要請書」を郵送にて提出しました。 日本は世界の2%足らずの人口で世界生産量の70%を超えるウナギを消費する、世界最大のウナギ市場国です。現在までその莫大な需要を満たし...

熱帯マグロに関するWCPFCワークショップの前にブリーフィング/提言

ブログ花岡和佳男(海洋生態系担当) | 2013-08-26

こんにちは。海洋生態系担当の花岡和佳男です。 続く乱獲により、ウナギに次いでマグロがピンチ。このままでは子どもたちが食べられる魚は一つずつ減っていってしまいます。今回は、中西部太平洋のメバチマグロについて。 メバチマグロは広くスーパーマーケットなどで刺身や盛り合わせとして出回るマグロで、日本で消費されるマグロ類の約30%を占める主要種です。多くのメバチマグロが獲れる中西部太平洋には、この海域の漁業管理を行う中西部太平洋まぐろ類委員会(WCPFC)という国際...

【イベント報告】これ以上海を汚さないで!東電汚染水問題緊急集会・政府交渉【8月21日追記】

ブログ|高田 (気候変動・エネルギー担当) | 2013-08-21

こんにちは。エネルギー担当の高田です。 140人で、原子力規制庁、資源エネルギー庁(エネ庁)、外務省に会いました 8月8日(木)、参議院議員会館で、東電汚染水問題で緊急集会と政府との質疑応答を、FoE Japanと福島老朽原発を考える会をはじめとするNGO10団体共催で行いました。会場は満員でした。平日昼間にも関わらず、ご都合をつけて足を運んでくださったみなさま、ありがとうございました。 ■主催団体: 原子力規制を監視する市民の会/福島...

イベント報告 @Ocean Peoples

ブログ宮地大祐 | 2013-08-07

みなさんこんにちは。ボランティア担当の宮地です。 僕たちは3日、4日に代々木公園で開催されイベント「Ocean Peoples」にブース出展しました。 このイベントは、海を愛する人々のためのフェスティバルとして開催され、多くの人々が足を運んでいました。 僕たちのブースのコンセプトは、「あなたの署名で、空っぽの海に魚が戻ってくる」。乱獲によって急激に資源量が減っている魚介類の、大きな販売元(消費者の購入先の約70%)であるスーパーマーケットに対して、無...

8/8(木)参議院議員会館で 東電汚染水のことで集会します。ぜひ、きてください。

ブログ鈴木かずえ | 2013-08-06

こんにちは。エネルギー担当の高田です。 福島第一原発の汚染水流出が深刻な事態です。 6月以降観測用井戸から高濃度の放射能が検出され海への流出が続いていましたが、東電は参議院選挙後までその事実を認めませんでした。 海の汚染は着実に広がっています。               原子力規制委員会は止水対策を直ちに実施するよう東電に求めています。 しかし、東電まかせにすること自体が間違いで、規制委員会・規制庁の自らの取り組みが問われていま...

国際条約の精神に違反です――放射能汚染水による海洋汚染

ブログ| 高田(気候変動・エネルギー担当) | 2013-08-05

8年目の調査をクラウドファンディングで支援する > *このブログは、2013年8月に書かれたものです。 こんにちは、エネルギー担当の高田です。  家族や友人と海に行くのが楽しみな夏――。 ところが、7月22日、東京電力は、福島第一原発事故による放射能汚染水が、海に流れ続けている可能性が高いことを初めて認めました(注1)。 「やっぱり流れていたのか…」という気持ちと、「なぜこんなことに」という憤りを感じたのは、私だけではないと思います。...

スーパーマーケット、ウナギ販促期間終了。今後の取り組みは?

ブログ花岡和佳男(海洋生態系担当) | 2013-08-04

こんにちは。海洋生態系担当の花岡和佳男です。 これまでのブログやレポートなどでお伝えしてきたように、世界のウナギ生産量の約70%が日本で消費され、そのうち約99%が絶滅危惧種に指定されており、その主な商品はパック詰めされた蒲焼などの加工商品です。 昨日8月3日は、暑い時期を乗り切る栄養をつける為としてウナギを食べる習慣のある、「夏の土用の丑」の「二の丑」の日。スーパーマーケットなどにとって「夏の土用の丑の日」はウナギ蒲焼商品の年最大の商機で、この「二の丑」...

Ocean Peoples@代々木公園 にブース出展します。

ブログ宮地 大祐 | 2013-07-25

みなさん、こんにちは。ボランティア担当の宮地です。 8月3、4日に東京・代々木公園でおこなわれる「Ocean Peoples」にブース出展します。 このOcean Peoplesは、海を愛する人たちのためのオーシャン・フェスティバルです。 環境エリア、ステージエリア、フードエリア、マーケットエリアに分かれており、それぞれ、海を感じられるワークショップやトークイベント、海をバックボーンに持つ国内外のアーティストのステージ、ビーチフードやドリンクの販売、水着...

今年、あなたはウナギを食べますか?

ブログインターン | 2013-07-24

こんにちは。 インターンをしている江端静香です。 私はカナダの大学に留学していて、夏休みの間を利用してグリーンピースでインターンをしています。土用の丑の日が近づく中、絶滅が危惧されているウナギを、次の世代にも残してほしいというメッセージをスーパーマーケットに届けるため、街頭で署名活動を行ってきました。 初めてこのような署名活動を行い、消費者の方々と話をして、自分で考え、感じたことをまとめましたので、ぜひご覧下さい。 ...

国産ウナギの表示はホント?土用の丑の日、どうやってウナギ買う?

ブログ花岡和佳男(海洋生態系担当) | 2013-07-22

こんにちは。海洋生態系担当の花岡和佳男です。 いよいよ今日は、夏の土用の丑の日。 皆さん、ウナギを食べますか? どのように選びますか? これまでのウナギブログシリーズで、 世界のウナギ生産量の70%以上が日本で消費されていること 日本で消費されるウナギの99%以上が絶滅危惧種に指定されていること そしてそれが スーパーマーケットなどによる持続性を無視した薄利多売型ビジネスの定着によるものであること ...

大手スーパーマーケットのウナギ調達方針は?

ブログ花岡和佳男(海洋生態系担当) | 2013-07-17

こんにちは。海洋生態系担当の花岡和佳男です。   夏の土用の丑の日、絶滅危惧種大量消費の日? 日本は世界の2%足らずの人口で世界生産量の70%を超えるウナギを消費する、世界一大ウナギ市場国( 詳しくはこちら >> )。中でも年を通じて特にその消費量が跳ね上がるのが、まもなく訪れる夏の土用の丑の日です。その莫大な需要を満たそうとこれまで世界各地でウナギの乱獲が続けられてきた結果、現在、日本で消費されているウナギの実に99%以上が、絶滅危惧種に...

日本で売られているウナギ、99%が絶滅危惧種。どうなる、土用の丑の日?

ブログwhanaoka | 2013-07-16

こんにちは。海洋生態系担当の花岡です。 今年も「夏の土用の丑の日」まであとわずか。日本は世界生産量の70%以上を消費する世界最大のウナギ消費国ですが、その国で「夏の土用の丑の日」はウナギが最も多く消費される一日です。美味しいウナギをたくさん食べて日本独自の習慣を次世代に繋げていきたいですね……と言いたいですが、獲り過ぎなどの理由でウナギが自然界から激減しており、とてもそうはいかない現状にあります。どれくらい深刻かと言うと…… ...

放射能海洋調査―福島県でのサンプリング調査に同行して

ブログインターン | 2013-07-11

『放射能海洋調査―福島県でのサンプリング調査に同行して』   みなさん、こんにちは。グリーンピースで4月からインターンをしている佐久間です。 6月16~17日にかけて福島県の港で行なった、魚介類放射能調査のためのサンプリングに同行し、漁師さんや福島にお住まいの方々のお話をお聞きして、考え、感じたことをまとめましたので、ぜひご覧下さい。   『感覚の麻痺なのか、それとも』 私は福島県の中通り出身で、未だ家族や友人の多くは福島に住ん...

海・漁業・流通のいま: 私たちにできること

ブログ海洋生態系担当 田中 | 2013-07-10

こんにちは、海洋生態系担当の田中です。 これまで2週に渡り、現在のシステムでは私たちは魚を選んで買うことが出来ず、違法や過剰に獲られた魚を知らず知らずに食べている可能性があることをお伝えしてきました。  シリーズ最終回となる今回は、豊かな海を次の世代に引き継ぐために「私たち消費者にできること」についてのお話です。  私たちが店頭で持続可能に獲られた魚を選んで買えるようになるためには、魚の購入先となる企業に以下3つのことをしてもらう必要があります。...

【お魚セミナー告知】7月14日(日)@長野県小諸市

ブログ宮地 大祐(ボランティア担当) | 2013-07-09

みなさん、こんにちは。 ボランティア担当の宮地です。 魚介類の放射能汚染、乱獲や違法漁業など、海の環境問題を考えるセミナー「海から食卓へ広がる放射能汚染」が7月14日10時より長野県小諸市の小諸市文化センターにて開催されます。 このセミナーに、海洋生態系担当の花岡が講師として登壇します。 主催のKid’s Earthさんは長野県東信地域を中心に、子どもたちを放射能の汚染から守る活動をしているママ&パパ有志の団体です。 ...

世界のウナギの70%以上も食べている私たち。どうなる土用の丑の日?

ブログ花岡和佳男(海洋生態系担当) | 2013-07-09

こんにちは。海洋生態系担当の花岡和佳男です。 古くから暑い時期を乗り切る栄養をつけるためにウナギを食べる習慣のある、夏の土用の丑の日。今年は7月22日に「一の丑」、8月3日に「二の丑」と、2回その日が訪れます。美味しいウナギをたくさん食べて日本独自の習慣を次世代に繋げていきたいですね……と言いたいですが、獲り過ぎなどの理由でウナギが自然界から激減しており、とてもそうはいかない現状にあります。 ウナギはいつ食べられなくなる? 私たち消費者にできることは?今回...

土用の丑の日、ウナギ食べられる?

ブログ花岡和佳男(海洋生態系担当) | 2013-07-04

こんにちは。海洋生態系担当の花岡和佳男です。 もうすぐ土用の丑の日(7月22日)です。乱獲などによる資源状態の悪化からウナギの価格が高騰し、閉店を余儀なくされる鰻屋もある今年、皆さんはどのようにこの日を過ごしますか? 日本は世界のウナギの約70%を消費する巨大ウナギ市場国ですが、年を通じて最も消費量が多いのが、この土用の丑の日。既にスーパーマーケットやコンビニなどは、鰻重の予約を受け付けたり、鰻蒲焼の値下げを発表したりして、プロモーションを始めています。...

海・漁業・流通のいま:ラベル表示でどこまで分かる?②

ブログ海洋生態系担当 田中 | 2013-07-03

シリーズ第1回:海の現状について シリーズ第2回:漁業現場で起きていること シリーズ第3回:資源管理 シリーズ第4回:ラベル表示でどこまで分かる?① シリーズ第5回:ラベル表示でどこまで分かる?② シリーズ第6回:私たちにできること   こんにちは、海洋生態系担当の田中です。 お店で魚を買うときに「この魚はどこでどのように獲られ、どのように店頭に並んだのだろう。」と疑問に思ったことはありますか?この...

【お魚セミナー報告】@嵐山

ブログ宮地 大祐(ボランティア担当) | 2013-07-02

みなさん、こんにちはボランティア担当の宮地です。 埼玉県の嵐山で先月末に開催されたお魚セミナー「放射性物質の行方とお魚への影響」(主催:子どもの未来を考える会嵐山)に、海洋生態系担当の花岡が講師として招かれました。 当日は、60名近い方が来場されて、グリーンピースが行っているスーパーの食品放射能調査、東北沿岸地域の漁業関係者の方の協力を得ながら行っている魚介類や海藻の調査報告、また放射能汚染だけでない海の環境問題として、魚の乱獲・持続可能な資源管理に関し...

海・漁業・流通のいま:ラベル表示でどこまで分かる?①

ブログ海洋生態系担当 田中 | 2013-06-27

シリーズ第1回:海の現状について シリーズ第2回:漁業現場で起きていること シリーズ第3回:資源管理 シリーズ第4回:ラベル表示でどこまで分かる?① シリーズ第5回:ラベル表示でどこまで分かる?② シリーズ第6回:私たちにできること   こんにちは、海洋生態系担当の田中です。 これまで「海・漁業・流通のいま」シリーズでは、海から魚がどんどん姿を消している最も大きな原因は魚の獲り過ぎであること、持続可...

【お魚セミナー告知】6月29日(土)@埼玉県嵐山

ブログ宮地 大祐 | 2013-06-20

みなさん、こんにちは。 ボランティア担当の宮地です。 海の環境問題を考えるお魚セミナー「放射性物質の行方とお魚への影響」が、6月29日(土)に埼玉県比企郡嵐山町で開催されます。このセミナーに、海洋生態系担当の花岡が講師として登壇します。 主催団体の「子どもの未来を考える会嵐山」は、子どもを放射能汚染から守るために活動している嵐山町のお母さんたちが集まって出来たグループで、その他にも食品の放射能測定を自分たちで行っている団体「森の測定室・滑川」の運営...

海・漁業・流通のいま:資源管理

ブログ海洋生態系担当 田中 | 2013-06-19

シリーズ第1回:海の現状について シリーズ第2回:漁業現場で起きていること シリーズ第3回:資源管理 シリーズ第4回:ラベル表示でどこまで分かる?① シリーズ第5回:ラベル表示でどこまで分かる?② シリーズ第6回:私たちにできること   こんにちは、海洋生態系担当の田中です。 これまで「海・漁業・流通のいま」シリーズでは、海から魚がどんどん姿を消してしまっている現状と、その最も大きな原因は魚の獲り過...

【セミナー報告】お魚セミナー@東村山

ブログ海洋生態系担当 田中 | 2013-06-18

みなさん、こんにちは。海洋生態系担当の田中です。 先週末に「こどものごはん委員会」が主催するセミナー「東村山市民講座」に招いていただき、お話しをしてきました。 今回のセミナーでは、秩父で脱原発活動をしているNGO「原発止めよう秩父人」のダニー・ネフセタイさんと、グリーンピースからは花岡が講師として参加し、原発や放射能汚染の問題をはじめ、過剰漁業や乱獲、そして戦争や対立まで幅広く多角的に社会で起きている問題が取り上げられ、解決に向けて私たち一人ひとりにできる...

韓国のツナ缶ランキング発表

ブログ・花岡和佳男(海洋生態系担当) | 2013-06-17

こんにちは。海洋生態系担当の花岡和佳男です。 先週、グリーンピースの韓国オフィスの同僚が魚の骨をモチーフにしたオブジェを抱え、ソウルにある同国最大の水産企業・東遠(ドンウォン)社を訪れました。 その理由とは? 前回のブログ では、ニュージーランドの大手ツナ缶メーカーが、グリーンピースの活動を受け、乱獲の原因となっているFAD(人工集魚装置)を使用したマグロの扱いを中止したことを紹介しました。 グリーンピースは同様のキャンペーンを韓国でも展開...

海・漁業・流通のいま:漁業現場で起きていること

ブログ海洋生態系担当 田中 | 2013-06-12

シリーズ第1回:海の現状について シリーズ第2回:漁業現場で起きていること シリーズ第3回:資源管理 シリーズ第4回:ラベル表示でどこまで分かる?① シリーズ第5回:ラベル表示でどこまで分かる?② シリーズ第6回:私たちにできること   こんにちは、海洋生態系担当の田中です。 前回は、魚がどんどん海から姿を消している現状についてお話し、その最も大きな原因は「獲り過ぎ」であることをお伝えしました。 ...

【セミナー告知】6月23日お魚セミナー@神奈川 ~いつまでお魚食べられる?~

ブログ宮地 大祐 | 2013-06-11

みなさん、こんにちは。ボランティア担当の宮地です。 6月23日(日)10時より、かながわ県民活動サポートセンターで開催されるセミナー「いつまでお魚食べられる?~放射能から乱獲まで、いま海でおきていること~」にグリーンピースの海の環境問題を担当している花岡が、講師の一人としてお招き頂き、登壇します。 他の講師には千葉県南房総市の千倉町で水産加工・流通業を営み、3.11以降自社の取り扱う魚介類において、放射能の自主検査を行っている「スズ市水産」の  ...

【セミナー告知@東村山】 東村山市民講座 ~壱の巻~

ブログ佐藤大尚 | 2013-06-10

みなさん、こんにちは。 サポーターサービス担当の佐藤大尚です。  6月16日(日)13時30分より、東京都東村山市にて「こどものごはん委員会」主催のセミナー「東村山市民講座」が開催されます。その市民講座に、グリーンピースで海の環境問題を担当している花岡と、秩父で脱原発活動を行っているNGO「原発止めよう秩父人」のネフセタイさんと共同で講演します。 グリーンピースからは、スーパーマーケットの抜き打ち放射能調査や、いつまでも安心・安全な食品を手にしていくため...

ニュージーランドの大手ツナ缶メーカー:FADを使用したまき網漁で獲られたツナは使いません

ブログ海洋生態系担当 田中 | 2013-06-07

こんにちは、海の環境問題を担当している田中です。 グリーンピース・ニュージーランドは先月30日、ニュージーランド最大手の水産企業シーロード(Sealord)社が、同社のサプライチェーン全体で乱獲の要因になっているFAD(人工集魚装置)を使用したまき網で獲られたツナ缶の販売を2014年初頭までに停止すると発表したことを伝えました。 そもそもFADとは、流木など海に浮かぶ物の下や海藻の周りに魚が集まる習性を利用し、海上に浮かべた人工物のこと。その下に集まってきた...

【学校訪問】子どもたちと考えた海のこれから

ブログ海洋生態系担当 田中 | 2013-06-06

こんにちは、海の環境問題を担当している田中です。 5月30日に清泉インターナショナル・スクールにお招きいただき、2年生の生徒さんに海洋資源の問題についてお話をしてきました。 同じく海の環境問題を担当している花岡から海からどんどん魚が減っていることについて説明があり、その後、なぜ魚は海から魚がいなくなるのか、魚の数を減らさずに魚を獲り続けるためにはどうすれば良いのかを魚釣りゲームを通して考えました。 参加してくれた生徒さんは海とお魚が大好きな...

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