こんにちは。核／エネルギー担当の鈴木かずえです。
本日、原発事故被害者と支援者などでつくる「原発事故被害者の救済を求める全国運動 」が集会を開き、原発事故被害者の救済を求める国会請願署名を提出しました。
グリーンピースも、「全国運動」の構成団体となっています。
成果のあった時効問題
署名で求めていた二つの要請事項のうちの一つ「賠償請求の時効問題を抜本的に解決するための特別立法を求めます」については、前国会で採択され、「原発事故の損害請求権の時効を１０年に延長する特例法」という形で実現しました。
特例法成立に尽力された被害者、被災者、弁護士のみなさま、署名にご協力くださったみなさま、ともによろこびたいですね。すごい成果です。
合計19万7,762筆を提出しました
前回と今回提出分で合計19万7762筆となりました。
前国会で「審議未了」となった要請「原発事故子ども・被災者支援法の十分かつ具体的な施策の実施を求めます」について、国会で採択するよう、署名の受け取りに駆けつけたくれた国会議員に、あらためて要請しました。
（全国署名はすでに締め切っています）
署名提出には、福島、栃木、宮城などからたくさんの被害者が参加され、一層厳しくなった状況を伝えてくださいました。
「避難指示が解除されても、孫を呼ぶことができない」（田村市・渡辺ミヨ子さん）
「政府は原発事故をなかったことにしたいようだが、原発事故さえなかったらと思っているのは私たち被災者だ」（福島から新潟へ避難・移住した長谷川克己さん）
など..。
東電原発事故について、話される限り、行動がある限り、なかったことにはできません。
これからも、たくさん、話しましょう。行動しましょう。
ご協力くださいましたみなさま、どうもありがとうございました。
国会議員50人以上が、請願署名の紹介議員に
請願署名は、紹介議員を通じて、委員会に提出されます。
前国会で紹介議員になってくれた国会議員は以下の通りです。
マイ議員（あなたの地元の議員）がいましたら、ぜひ、電話や手紙、メールなどで一言お礼をしていただけるとありがたいと思います。
「有権者は、東電福島原発事故に関心がある」ということを示すことにもなりますので、ぜひ、お願いします。
（今回の紹介議員については、後日追記してお知らせいたします）
2013年第185回国会 紹介議員 （敬称略-所属政党は現時点）
衆議院 24人
荒井聰、奥野総一郎、田嶋要、若井康彦、菊田真紀子、近藤昭一、泉健太（以上、民主党）、畠中光成、井坂信彦（以上、結の党）、山内康一、浅尾慶一郎、渡辺喜美、中島克仁、佐藤正夫、三谷英弘（以上、みんなの党）、赤嶺政賢、笠井亮、穀田恵二、佐々木憲昭（以上、共産党）、照屋寛徳、吉川元（以上、社民党）、椎木保（日本維新の会）、玉城デニー（生活の党）、阿部知子（無所属）
参議院 32人
井上哲士、市田忠義、紙智子、吉良よし子、倉林明子、小池晃、田村智子、大門実紀史、辰已孝太郎、仁比聡平、山下芳生（以上、共産党）、安井美沙子、難波奨二、有田芳生、長浜博行、相原久美子、神本美恵子、石橋通宏、徳永エリ、小川勝也（以上、民主党）、山口和之、松沢成文、薬師寺みちよ、中西健治、渡辺美知太郎（みんなの党）、福島みずほ、又市征治（社民党）、川田龍平（結の党）、平野達男（改革）、山本太郎（無所属）
■とめよう再稼働 署名にご協力を
今、日本で稼働している原発はゼロ。
署名にご協力いただいた福島の方が「過ちを繰り返さない道はただ一つ、原発を止めること」とおっしゃっています。
ぜひ、ご参加ください↓ （以下の画像をクリック）
