こんにちは、グリーンピースのエネルギープロジェクト、「エネレボ」のリーダー、高田久代です。

2月上旬に日本にやってきたグリーンピースのキャンペーン船、虹の戦士号。約2カ月の活動を終えて、次の活動地・韓国へと旅立って行きました。

虹の戦士号は、世界各地で起きている、深刻な環境問題の現場に赴き、その現状を世界に伝えるための船。

今回の使命は、東京電力福島第一原発事故から5年となる今年、いまも続く事故の被害に日本中、世界中から注目を集め、事故の教訓から学んで、自然エネルギーへと転換するよう、改めて日本社会に訴えることでした。

虹の戦士号、ふたたび福島県沖へ

原発から卒業して、自然エネルギーへ ー原発事故か5年を前に、「虹の戦士号」ふたたび福島県沖に>>http://bit.ly/1Qex5zM昨年、沖縄県・辺野古で活動したグリーンピースのキャンペーン船「虹の戦士号」がいま、福島県沖に来ています。日本船籍のチャーター船が、海洋生態系への原発事故の影響を調査中。東京電力福島第一原発事故のいまも続く被害に、もう一度世界の目を向け、「原発ではなく、自然エネルギーを」のメッセージを伝えていきます。虹の戦士号の活動、放射能調査の結果は、グリーンピースのHPとフェイスブックで最新情報をお伝えしていきます。プレスリリースはこちら>>http://bit.ly/1Qex5zM

グリーンピース・ジャパンさんの投稿 2016年2月24日

わたしたちは、虹の戦士号に菅直人元首相を招いて、福島第一原発を沖合から視察、福島県沖の海洋と琵琶湖での放射線調査、横浜・舞鶴での船の一般公開での活動紹介など、さまざまな活動を展開してきました。

この活動を支え、応援してくださったみなさんと一緒に、この2カ月間を振り返りたいと思います。



菅直人元首相と世界のメディアを乗せて

菅直人元首相「虹の戦士号」に乗船

菅直人元首相、福島県沖を航行する「虹の戦士号」に乗船!原発事故をきっかけに反原発に転じた菅元首相。あなたは、電力自由化でどちらの道を選ぶ?>>http://bit.ly/1p6AFVY日本船籍のチャーター船での放射線調査が進むなか、3月22日、「虹の戦士号」は菅元首相と一緒に福島第一原発沖を航行しました。菅元首相は、ご自身が反原発に転じた心境を同乗した国内外メディアを通じて多くの人に伝えました。

グリーンピース・ジャパンさんの投稿 2016年2月26日

「紙一重で、5000万もの人が福島第一原発の250km圏内から逃げなければいけなくなるような、重大な危機に直面したのです。」

今から5年前に発生した東京電力福島第一原発事故当時に日本の首相だった菅直人議員が、今回、グリーンピースの船「虹の戦士号」から福島第一原発を見ながら語った言葉でした。

続きはブログで…菅直人元首相、グリーンピースの「虹の戦士号」に乗船

 

虹の戦士号に同乗した各国のメディアは、虹の戦士号に乗って5年前を振り返る菅元首相と、5年がたった福島第一原発の様子を伝えました。

スペイン El Paisアメリカ CNN中国 The Paper韓国 JTBC ほか

 

放射能調査:5年たってわかること

福島県沖、海洋放射線調査

【福島県沖、海洋放射線調査、続いてます】「原発はもういらない」電力会社の"乗り換え"で伝えませんか>> http://bit.ly/215tsRM #iSwitch原発事故の海洋生態系への影響を調べる調査が、早朝から夕方まで続いています。ガンマ線スペクトロメーターを使用して海底堆積物の放射線量の測定と放射性物質の核種を調査すると同時に、ROV(遠隔操作探査機)で海底土のサンプリングや写真及び映像の撮影も行っています。小舟は、グリーンピースがチャーターした日本船籍の調査船。虹の戦士号は現在、福島県沿岸に停泊中です。

グリーンピース・ジャパンさんの投稿 2016年2月29日



今回の調査にあたっては、「今さらグリーンピースがやる必要あるの? 計画を聞いてみると、もう他でもやってるような内容でしょ?」というご指摘もいただきました。

しかし、海外メディアからの取材でも「日本で公表されている数値は正確か?」と問い合わせを受けることも少なくありません。

「情報が足りないな」

「国や国際原子力機関のような、原発を推進するところから資金提供されていない調査はないのかな?」

「国際的に認知されたグリーンピースの調査なら信頼できるんじゃないか?」

そう考えてくださるたくさんの方々に対して、独立した第三者機関として測定した結果をお伝えするために、福島県沖の海洋生態系調査を行うことに決めました。

続きはブログで…いまグリーンピースが福島県沖海洋調査をする理由 

また、森に降り注いだ放射能が、これからも人々の生活と生態系に、長期的な被害を及ぼす可能性を指摘するレポートも発表。その実態を確かめるため、陸上の調査も並行して実施しました。

この結果は、フランスの独立した研究組織ACROの協力の元、現在分析を行っています。6月にはみなさんにも結果をお伝えできる予定です。

調査の様子も、世界のメディアから注目を集めました。

AFPイギリス Daily MailClean Technica ほか



福島の人々とともに迎えた3.11

祈 HOPE 東日本大震災から5年

東京から、福島から、祈りを込めて…真の復興へ向けて、一歩ずつ歩んでいこう>>http://bit.ly/1MbqdRW

グリーンピース・ジャパンさんの投稿 2016年3月11日



3.11は、「祈」のバナーを虹の戦士号のマストにかかげ、福島第一原発沖を航行し、地震発生時刻の14:46には黙祷を捧げ、東日本大震災で犠牲になった方々を思い、200本の花を船から献花しました。

東京では、「悲劇を二度と繰り返したくない」という思いを同じくするボランティアとスタッフが集まって、祈りを伝えました。

虹の戦士号には、福島県飯舘村出身の安斎さんも同乗してくださり、クルーとスタッフに、事故と事故後の日々の体験についてお話を聞かせてくださいました。

 

Just recently we've had a very special guest aboard the RW. Meet Mr. Anzai, a gentle and kind soul who was forced to...

Greenpeace Rainbow Warriorさんの投稿 2016年3月13日

1400万人の水瓶・琵琶湖:原発のリスク

琵琶湖、1400万人の水瓶の行方-関西電力の原発のリスク

高浜原発で事故が起きたら…1400万人の水瓶、美しい琵琶湖への影響は?今日グリーンピースは、新しいレポート「循環する放射能」(抄訳)を発表。福井県に集中する関西電力の原発で事故が起きたら、関西地方の生態系に取り返しのつかない深刻な影響が出る可能性も。グリーンピースは、東京電力福島原発事故の教訓を生かして、現状をしっかりと把握するため、琵琶湖の調査を行っています。

グリーンピース・ジャパンさんの投稿 2016年3月30日

福島県での調査を終えた虹の戦士号は、一路南周りで日本海へ。高浜原発など、関西電力の原発が集中する福井県若狭湾を航行しました。

同時に放射能調査チームは、滋賀県・琵琶湖で放射能調査を行いました。

関西電力の原子炉は、琵琶湖から30kmから50kmしか離れていません。琵琶湖は、大阪や京都などの1450万人に飲料水を提供しているだけでなく、2009年、国際的に重要な湿地として登録され、60以上の固有の種の住処でもあります。琵琶湖が放射能に汚染された場合の影響ははかりしれません。生態系の観点からだけでなく、文化面から言っても、被害は甚大になるでしょう。

続きはブログで…日本一の原発集中地域・関西地方&福井県で活動する理由

琵琶湖での調査結果も、福島県での調査結果と同様、6月にはお伝えできる予定です。



「とめよう再稼働」オンライン署名37,503筆を福井県知事に提出 

4月4日、福井県西川知事に、「とめよう再稼働」オンライン署名計37,503筆を提出。

関西電力高浜原発の立地・高浜町は、町をあげてビーチに関する国際的環境認証の”ブルーフラッグ認定”をめざしています。そのキャッチフレーズは「100年後もキレイな海を子どもたちに」。 

次の世代、さらにその先の地球環境への安全を取るか。原発が地域経済や電力会社にもたらす短期的な利益と効果をとるか。

5年前の福島第一原発事故を経験した私たちが取るべき道は決まっている。そうわたしは思います。

続きははブログで…わたしたちの思い、届けてきました。



横浜・舞鶴でみなさんに活動をご報告

3/19(土)・20(日) 虹の戦士号 船内公開

今週末、グリーンピース #虹の戦士号 に遊びに来ていただいた皆さま、誠にありがとうございました!横浜新港での船内公開を終え、今日夕方、虹の戦士号は多くの皆さまに見送られながら、次の目的地・福井県へと旅立ちました。おかげさまで、日曜日だけでも200名以上の方にお越しいただきましたが、いらっしゃれなかった、という方にもスライドショーで船内の雰囲気をシェアできればと思います。グリーンピースが、日本のみならず世界中の環境問題を見つけ、それを解決するアクションを起こせるのは、ひとえに皆さま一人一人の支えがあってこそ。これからもグリーンピースと一緒に、一歩ずつ社会を変えていきましょう!>> http://bit.ly/1MirNqG

グリーンピース・ジャパンさんの投稿 2016年3月20日

3月19日、20日に横浜で、4月2日、3日に舞鶴で、虹の戦士号の一般公開イベントを行いました。300名以上の方が虹の戦士号に遊びに来てくださり、クルーの案内で船をご覧いただきました。

甲板では、活動を紹介するビデオをご覧いただいたり、太陽の力を感じられるソーラーワークショップも体験してもらったりと、「原発をなくす」「自然エネルギー利用を増やす」といった、エネルギーチームの活動の内容も紹介させていただきました。

 




3.11から約1カ月後、4月には電力自由化が始まりました。これまで、原発を所有する電力会社にお金を払い続けなければ行けなかった家庭でも、原発を持っていない会社、自然エネルギーの供給をめざす会社に乗り換えることができるようになります。

「原発はもういらない」そう思いを同じくするみんなが、このチャンスに乗り換えれば、これまで原発に流れていたお金の流れが変わり、人にも自然にも優しい自然エネルギーを増やすことができます。

この流れを加速するためのオンラインアクション、iSwitchでは、もう8000人の方が参加してくれています。あなたもぜひ、乗り換えの波を広げて、市民の力による原発離れを実現しましょう。

この活動を応援してくださったみなさん、本当にありがとうございました。

グリーンピースはこれからも、東京電力福島第一原発事故の現状に向き合い、世界に発信する活動を継続していきます。そして、自然エネルギー100%の日本を実現するため、関西地方・福井県での活動を通して、原発から、省エネルギーと自然エネルギーへのシフトを加速するモデル地域にすることを、地元の皆さんと一緒にめざしていきます。

安全でクリーンな未来のためには、わたしたち一人ひとりの声が必要です。これからも力を合わせて、自然エネルギー100%の未来に向けて、一歩ずつ進んでいきましょう。

 

グリーンピースの活動は、おひとりおひとりの個人の寄付で行っております。自然エネルギーをつかう毎日を実現するために、ぜひご寄付でのご支援も、よろしくお願いします。 

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