#プラスチック #気候変動 #海洋生態系

ウミガメの家族が暮らす海を守ろう

参加する

森星さん、NOMAさん、四角大輔さん、小橋賢児さん、MINMIさんがウミガメ一家に!

気候危機、プラスチック汚染、石油掘削や乱獲により、私たちの海は限界点が近づいています。しかし、この現実は十分に語られていません。

これが、「ウォレスとグルミット」や「ひつじのショーン」を手掛けてきた英国の「アードマン・アニメーションズ」とグリーンピースがウミガメの家族の物語を短編アニメーションを共同製作した理由です。「HOME 〜あるウミガメ一家の物語」は、家に帰ろうとする愛らしいウミガメの家族の悲痛な物語を描いています。

誰がどの声? 日本語吹き替えキャスト

1月に日本語の字幕をつけて発表した『HOME 〜あるウミガメ一家の物語』。日本語吹き替え版を作って、日本のみなさんにも海の現実を知ってほしい…。

そんな想いからスタートしたこのプロジェクトに、総勢5名のみなさんのご協力をいただきました!

ウミガメ一家になってくれたみなさんから、メッセージをいただきました。

森星さん(長女役)
「この美しい惑星に溢れる真の豊かな生命を繋いでいくために、一人ひとりがまず自分の出来る事から

©️ Greenpeace

NOMAさん(末っ子役)
「バクテリア、植物、動物、私たち人類、全ての生命の始まりであり、故郷である海。38億年の時をかけて、生命は多様なドラマを紡ぎながら進化し、今もその命は紡がれ続けています。人間は道具や技術を生み、信じられないくらいのスピードで文明を発展させて来ました。でも、ほんとうの豊かさって何だろう?未来の惑星地球、そして生命の故郷である海を想像して、自分にできる行動と選択を私は取ります。」

©️ Greenpeace

四角大輔さん(息子役)
「〝ぼくらの日常〟目線で描かれたこの2分弱のアニメは『過去は変えられないが未来は変えられる』と解く。ぼくもそう信じている。さらに『世界の海の1/3を保護区に』と呼びかける。
今年に、その歴史的チャンスがあるという。あなたも、そう信じて一緒に行動してみない?
いつも世界を動かすのは、大企業でも大国でもなく、ぼくら個々の声=世論だから」

©️ Greenpeace

小橋賢児さん(父親役)
「僕自身、10代の頃からサーフィンをしていて 世界中のいろいろなところで海に入ります。 透き通って綺麗な海もあれば、汚れて濁っている海もあります。 それらの汚れは突然どこから湧いてくる訳もなく僕らがどこかで出したものだったりもするのです。
世界の見え方は僕たちの心の鏡。 そして、人間は自然に生かされています。 一人ひとりがこの事を考え、行動に起こせば自然の美しさを取り戻す事ができると信じています」

©️ Greenpeace

MINMIさん(母親役)
「スーパーの買い物をレジ袋に詰め、エコバッグを忘れてもそんな大した罪悪感もなかった日常。この映画に参加した後、海中のウミガメ家族の生活を覗いた事で、ふと立ち止まり見つめ直したくなった。このビニール袋はどこに行くの?。。。彼らのすみかを奪ってるのかもと想像すると心苦しくなったんだ。よし、土に帰るもの、海に帰れるものをもっと使って生活するんだ。そう、ここは私の地球。私の海。与えられた大きな自分の部屋のように感じ、もっと綺麗に大切に使いたい。そう改めて感じている今日です」

©️ Greenpeace

オリジナルの英語版には、オリビア・コールマンやデビッド・ハーバー、ベラ・ラムジーがウミガメ一家を演じています。

悲しい現実、海のいのちの危機

アニメーションの家族のように、実際のウミガメは破壊的な産業からの激しいストレスにさらされています。7種のウミガメのうち6種は、漁業や沿岸開発など、複数の原因により絶滅の危機にさらされています。*1

海に迫る危機は、ウミガメだけにとどまりません。悲しいことに、ある研究では、海洋生物は陸上生物より2倍の速度で消滅していることが示されています。*2

私たちの海はあらゆる角度から危機に直面し、気候の変化は、数十年前には考えられなかった方法で海洋を変えています。CO2によって酸性化し、暖められた海洋は、ウミガメだけでなく、そのほかの海洋生物にとっても広範囲にわたる影響をもたらします。

乱獲、石油掘削、プラスチック汚染、そして、開発の手が伸び始めている深海採掘産業もすべて、すでに気候変動の影響を受けている海に追い討ちをかけています。 国際的な海洋ガバナンスがきちんと整っていないため、大企業による海の搾取が可能となり、海が危機に陥っているのです(その詳しい内容は、IPCCが2019年に公開した『海洋と雪氷圏に関する報告書』でも説明されています)。

過去は変えられない。でも、未来を変えることはできる

科学者たちは、明確な解決策を示しています。海に回復する時間をあたえ、海洋生物の安全な暮らしをきちんとまもるためには、世界の海の少なくとも3分の1を保護する必要があります。

詳しく読む:「世界の海をまもる大胆でシンプルな方法

じつは、海洋保護区があるところにはウミガメの個体数が増え始めていることもわかっています。国境を超え、海を回遊するウミガメは、地球全体をおおう海洋保護区のネットワークで破壊的な漁業や開発から守ることで、個体数を回復させ、繁栄させることができます。*3

昨年から国際的な海洋条約において、どのように海を守るかを話し合うプロセスが国連で進んでいます。3月末に予定されていた最終交渉は、新型コロナウイルス(COVID-19)の影響をうけ、延期(*4)となりましたが、グリーンピースはみなさんと一緒に、海を回復させる保護区づくりのために、活動を続けていきます!

日本での署名はあと少しで1万人に届きます。国連の会議が延期されたいま、さらに多くの人の賛同の声を届けることが可能になりました。

海はこれまでもずっと、二酸化炭素を吸収し、私たちの吸う空気の半分を与え続けてくれています。その海を守ることは、海洋生物だけでなく、人間の暮らしと地球の未来をまもることでもあります。

このビデオをシェアして300万人が参加する世界のムーブメントを日本でも広めてください!

*1: ‘About Marine Turtles’ IUCN-SSC Marine Turtle Specialist Group
*2: ‘Ocean-Dwelling Species Are Disappearing Twice as Quickly as Land Animals’
*3: 報告書 Turtles Under Threat
*4: https://undocs.org/en/a/74/l.41